オリジナルレザーについて
REDMOON / PAILOT RIVER / early HOLLYWOOD / MUMIYA / Mr.REDMOON / NO NAME に関しては北米から輸入している皮を岡山県姫路にてオリジナルレシピで革に鞣しています。
REDMOON MID LINE / ミディアムリッチシリーズのショート、ロング 等は日本国内の皮を、同じく岡山県姫路でオリジナルレシピで、革に鞣しています。
どちらの革もこだわって作っていますが、輸送、輸入コストを考えるとやはり北米産の皮革は高くなってしまいますが、厚みの調整ができるので、便利に使うことが出来るんです。
逆に日本国内産の皮革は、革の厚みを調整するのは中々難しいのですが、そのかわりに、柔らかい革や、馴染みやすい革に出来るところが利点で、国内輸送ですからコストも掛かりません。
どちらも経年変化(Asing)に関しては雰囲気ある革に変化しますので、ご心配いりません。
REDMOONは1993年に創始者である、後藤惠一郎がスタートさせたブランドで、その斬新なスタイルと、クラフト感あふれる雰囲気、使い込んだ際の経年変化が人気を博し、一躍品切れ、納品待ちとなりました、僕が初めて買ったお財布は3ヶ月待ちました。。。
次に買おうと思っていた財布は、人気すぎて受注終了になっていました。。。今でも買っておけばよかったと後悔することがあります。
その後僕はレッドムーンで働き始めるので、暇な時は自分が使いたいお財布を想像して作ったりも出来たので、楽しかったですが。。。
当時から何それ何それと聞かれることが多く、皆さん見たこと無い製品ですから興味が剥き出しになってましたね。
2011年からは、REDMOONをベースに同じ工房、職人が作る、新たなブランドとしてPAILOT RIVER(パイロットリバー)がスタートするわけですが、これがまたすごく良くて、革の裏面をお財布のコバ(側面)をスリック(磨く)すると、表面が良い感じになるので、全商品革裏をスリック次第したので、少し価格も高くなりましたが、その分長持ちする製品が生まれた瞬間で、価格が安いのとどっちを取るかと行ったら、品質が良くなる方を勿論取ったわけです。
PAILOT RIVERスタートと時を同じくして、early HOLLYWOOD(アーリーハリウッド)もスタート!
こちらは古き良きアーリーアメリカンな製品を作っています。
すべてデザインはREDMOON流 家元の後藤惠一郎です。
定番中の定番であるHRシリーズを筆頭に永年作り続けて来た製品ですが、同じように拘りをもち、オリジナルレザーを使用していることにより、他には真似出来ない、形を模倣しても使っていると分かる、革の深み。
私達の製品のお使い頂いている方には、それが普通でしょ?レッドムーンって。
と言われる普通のことを、毎日毎日努力し、絶え間ない進化を続けてきたからこそ、オリジナルレザーにも誇りを持ち、非効率であるにも関わらず、ご贔屓にして頂けると考えております。
その、拘りと誇りを持った製品を、お客様にご購入頂き、お客様の元で、そのライフスタイルを共に歩み、お手元にずっと寄り添わさせて頂ける、モノ作り。
そんな製品であると、僕は思い、常に誇りを持ち、少し面白おかしく話しをさせていただいています。
製品を通した、ご贔屓頂く方々との会話は付きませんが、同じように製品の事が好きだ、ということでいつも落ち着きます。笑
そんな製品の原点である革にも拘り抜いたオリジナルレザーを使用しているということを、知っていただきたいのです。
えっ?!そんな事言われなくてもわかってるよって。。。
失礼しましたっ!!
最後までこだわり抜く
革は鞣された後、自然乾燥されます。
何故自然乾燥なのか?自然乾燥するには場所、時間がかかり、それだけコストがかかります。
ですが、強制的に乾燥させると、革が割れてしまったり、品質が低下する場合もあるので、時間をかけて自然乾燥されています。
乾燥させた革には、動物性のオイルを用いてオイルが散布されます。
このオイルにも拘りがあり、使用されている動物性のオイルが、タンニン鞣しされた REDMOONサドルレザーにはベストなのです。
この行程も、1度ではなく、2度にわたって行われ、手間と時間をかけて行われています。
出来上がった革は非常に厚みがあります。
その厚さ4.5mm前後。
何故厚みのある皮を使用するのでしょう? それは完成した革のクオリティの為です。
このように、REDMOONサドルレザーは、ヌメ革としてはオーバークオリティとも言える行程を踏まえて造られています。
その為、強度も強く、使い込むと綺麗に経年変化するサドルレザーとなるのです。
Sticking to the last
After leather is tanned, it is dried naturally.
Why is it natural dry? It takes a lot of time and space to dry naturally, which is costly.
However, if it is forcibly dried, leather may crack or the quality may decline, so it takes time to dry naturally.
For dried leather, oil is sprayed using animal oil.
This oil is also adhering, the animal oil being used is the best for REDMOON saddle leather tanned with tannin.
This process is also done twice, not once, and it takes time and effort.
The finished leather is very thick. Its thickness is around 4.5 mm. Why use thick leather?
It is due to the quality of the finished leather. In this way, REDMOON saddle leather is made based on the process which can also be called over quality as Nume leather.
For that reason, the strength is also strong, it will become a saddle leather that changes beautifully over time when used.
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